2011/08/29

三人旅

photo:yumi

こんにちは。
先日、三人旅に出かけました
向かった先は、

「日本でもっとも空に近い高原」

しかし、あいにくの曇り空

いまにも何か出てきそう・・・






・・・出てきたのは大量のトンボたちでした。

      



2011/06/03

良いお土産を探す旅

photo:akihito
おひさしぶりです。
そこそこ良いスキャナーを借りる事ができました。

突然ですが、お土産を選ぶのって凄く難しくないですか?
喜んでもらえる物なのか、本当に必要な物なのか、
もしかしたら近くにも売っているんじゃないかとか…
僕はいつも余計な事ばかり考えてしまい結局何も買って帰れずにいます。
帰り道はいつも何か買えば良かったと後悔ばかりしているような気がします。
ただ慌てて帰りのサービスエリアで買ってもね…
いつももらってばかりで本当に申し訳なく思っています。
それで今回はお土産を買う為に出かける事にしました。
良いお土産を探す旅です。

とはいえ、あてはありません。
僕らはとにかく19号で北に走りました。
その間の会話はなかったと思います。

ふらっと立ち寄ったお蕎麦屋さん。
そこで今回の旅の目的が明確になりました。
店の玄関先に置いてある木彫りの木曽馬。
どこかの職人さんが彫ったのでしょうか??
これこれ!こうゆうの!
ただお土産で買うにはとても高そうでした。
職人手作り風木彫りの木曽馬(小)なんていう気の利いたのがないか探してみる事にしました。

~第一村人~

なんと外国人の方でした。こんな所になぜ外国人が…
交換留学生でしょうか?
僕の歩く先で交換留学生はじっとこちらを見ています。
英語で何か聞かれようとどうしようかと一瞬不安になりましたが、
たかが交換留学生1人にビビってるような僕ではありません。
伊達に海外生活してないぜ。外人相手におもしろいジョークのひとつやふたつかましてやりたいものです。
ただ「ハロー、マイネームイズ トヒキア・キザンカ。あ、しまった英語では名前が逆さになる事を意識しすぎて全て逆さにしてしまった!!」というくだらない冗談しか思いつかず、結局何も話しませんでした。これで良かったと思います。


続きも書きたいですが、長くなったので今回はこの辺にしておきます。

2011/02/03

そこそこ良いスキャナーを買いました!



photo:takuya
雰囲気のある良い写真が撮れました。
どうか見てやってください。
これから、もっとペースを上げて写真を撮ってUPしていきます。

2010/11/03

火の鳥


photo:akihito 携帯で

これは僕が数年前に(残念だが子供の時ではなく3年くらい前)遊びで作った粘土の鳥人間です。正直なぜこんな気味の悪い物を作ったか自分でもよくわかりません。
僕が作る物や描く絵はいつも決まって奇妙な物だったので僕が創作という物に関わる度、母は僕の精神状態を心配していたようです。
母はこの奇妙な鳥人間を「捨てるに捨てられない」と言って部屋に飾っていました。

そして先日、亡くなった母の棺桶に何を一緒に入れてあげるかと言う話になりました。目を瞑れば母はいつもそこにいて全てを見ていてくれるだろうと信じる僕は、自分との思い出の物や写真を入れる事なく、なぜかこの鳥人間を一緒に持っていってもらう事にしました。

「鳥人間よ、無事に母をあの世に案内しろよ。お前の最後の役目だ。」
「はい!トリは最後にやるものです。」

ボケた事を誰にも気付かれないような、こんなやりとりがあったかはどうかは覚えてないですが、とにかく僕は想いを鳥人間に託しました。
そして火葬が終わり、僕は変わり果てた母の姿に言葉を失いました。
姉や弟は泣いていたかも知れません。
順番に骨を箸で摘んで納骨し、僕らは儀礼的に母の死を受け入れました。
ただうちの母はいつだって僕達を楽しませてくれます。
それは今回も同じでした。
全て焼き尽くす1200℃の炎の中で火葬された棺桶の中から、なんと鳥人間が生還したのです。色を変えて骨の間にちょこんと座っていました。
母がいらないと言ったのでしょうか?
それとも鳥人間の中に身を移し炎に耐えて戻ってきたかったのでしょうか?
僕らはとにかく笑いました。
係の人はまだ多くの骨が残された棺桶を覗き込んで爆笑している僕達家族を見て、とても奇妙に思った事でしょう。
今、冷静に考えれば工作用とはいえ粘土が炎に強いのは当たり前の事なのかも知れません。
ただ、これは僕達にとってはある時期が来ると炎の中に飛び込み、そして新しい体で生まれ変わる、あの火の鳥のように思えるのです。大切な宝物になりました。

それにしてもさすがだぜ!


↑戻ってきた鳥人間(ますます気持ち悪くなってしまった…)

2010/10/28

少年的人生騒動


寫眞攝影者:

他的事非常担心 今后变成怎样?
全部希望趋向好的方向 富有魅力的少年哟
皮剥時、要洗浄。

2010/10/23


photo:akihito

休日はどこか遠くに行きたい。良い休日を過ごしたい。だから外に出かけて気分転換し、ついでに写真を撮ってる。僕にとっては写真はただの趣味の一つでしかなく、無いなら無いで別にいいのだ。その思っていたはずが、いつからか見るもの全てが被写体に見えてくるようになった。
常に被写体になるかならないかを判断してるし、いくら気持ちの良い場所にいたって被写体にならないと判断したら全く興味を持てなくなってしまっている。紅葉が目当てで山に行っても人工的な柵が邪魔で絵にならないと感じたら、本来の目的を忘れてもう紅葉すらどうでも良くなってしまうのだ。撮影禁止の美術館や映画館、その類の物はもはや苦痛でしかない。最近はそれが景色だけではなく物や動物、さらには人に対してもそう思うようになってしまった。
乗っていた軽自動車はアウトドア感がないという理由で売ってしまったし、服がイメージと合わないという理由で友達に服を買って着替えさせた。家で飼って可愛がっていた犬は“孤独な男の相棒”と呼ぶにはふさわしくない体つきだったので使い道がわからず逃がしてしまった。
僕は家族に対しても不満も持つようになった。
良い被写体になる家族というのはやっぱり田舎に住んでいなきゃいけないと思う。僕が数年ぶりに故郷に戻ると、そこには何年経っても変わらぬ景色があり、懐かしい風が吹いている。僕は畑の真ん中にいる母に向かって大きく手を振り、帰郷を知らせ、姉は「そんな気がしてたの」と僕に言い、弟は相変わらずのわんぱくぶりで、洗濯したばかりの服をまた泥だらけにしたという理由で母から叱責を浴びている。僕の帰郷を知ったお隣のやっちゃんは僕の為に明日カスタードパイを焼いてくれるそうだ。その全てが懐かしい。
そして父…僕がそっと父の部屋に入り「帰りました」と報告すると父はこちらを向かずに一言だけ何かグッと来る言葉をかける…。
僕は写真を撮る。タイトルは「思ひ出(い)づる 故郷」

家族に東北に引っ越してくれないかとお願いしたが、馬鹿いうなと言われてしまった。